「君たちはどう生きるか」を観た感想|難解だけど何度も観たくなる宮崎駿の集大成

「君たちはどう生きるか」を観た感想|難解だけど何度も観たくなる宮崎駿の集大成

こんにちは、市田健人です。公開当時から「難解すぎる」「意味がわからなかった」という感想が飛び交っていた『君たちはどう生きるか』。自分も正直、1回目を観終わったときは「……え、これどういうこと?」となりました。

でも不思議なことに、もう一度観たくなる。そしてまた観ると、最初とは違う何かが見えてくる。そういう映画です。今回は自分なりに感じたことをまとめてみます。ネタバレあり・なしのバランスを取りながら書きます。

目次

作品概要

『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督・スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画で、2023年7月に公開されました。宣伝なし・予告編なしという異例の公開スタイルで大きな話題を呼び、アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞しています。

舞台は太平洋戦争中の日本。主人公の少年・眞人(まひと)は母を火事で亡くし、父と疎開先に移り住みます。そこで出会う謎のアオサギに導かれ、異世界へと迷い込んでいく——というのが大まかなストーリーです。

観て感じたこと

「わからない」のに引き込まれる映像の力

物語の構造は確かに難解です。異世界のルールも、各キャラクターの意味も、一回観ただけでは整理できない部分がたくさんあります。でも、映像として観ているときはそんなことが気にならないくらい画面に引き込まれます。動く絵の密度、色彩の美しさ、音響の迫力——「わからないけど凄い」という体験ができる映画です。

「生きることへの問い」が静かに刺さる

タイトルにある「どう生きるか」というテーマは、直接的なセリフではなく映像と行動を通して描かれます。眞人が傷つきながらも前に進もうとする姿を見ていると、自分自身の「どう生きるか」という問いと静かにリンクしてきます。特に社会人になりたての自分には、刺さるものがありました。

宮崎駿の「引退撤回」への答えのような作品

何度も引退を表明してきた宮崎監督が、それでも作り続ける理由——それをこの映画自体が体現しているように感じます。「つくることをやめない」という意志が全編に漲っていて、それが一種の感動を生んでいます。

「難解すぎる」という批判について

確かに万人向けではないと思います。子ども向けジブリ映画を期待して観ると面食らうかもしれません。ただ、「わからない」を「つまらない」と同じにしなければ、この映画はすごく豊かな体験を与えてくれます。

個人的には、考察記事や他の人の感想を読んでから2回目を観ることを強くおすすめします。1回目とは全然違う見え方になって、「あのシーンはそういうことか!」という発見が連続します。

こんな人に特におすすめ

  • ジブリ・宮崎駿作品が好きな人(集大成として絶対観てほしい)
  • 「難解な映画」が好きで考察を楽しめる人
  • 「生き方」や「創作」について考えることが好きな人
  • アカデミー賞受賞作品を制覇したい人

まとめ

『君たちはどう生きるか』は、わかりやすいエンタメではありません。でも、観た後に何かが残る映画です。Netflixをはじめ各種配信サービスでも視聴できるので、気になっている方はぜひ一度観てみてください。できれば2回観ることをおすすめします。

1回目は感じる。2回目は考える。そういう映画です。

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この記事を書いた人

福岡在住の23歳。IT企業で働きながら、映画・ドラマ・漫画のレビューを発信しています。Netflixは暇さえあれば開いている映画好き。

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