映画「ルックバック」を観て泣いた話|創作への情熱と後悔を描く傑作

映画「ルックバック」を観て泣いた話|創作への情熱と後悔を描く傑作

こんにちは、市田健人です。「52ページの映画」と話題になった『ルックバック』、公開直後から「泣いた」という感想が続出していましたよね。正直、アニメ映画でここまで短時間に心を揺さぶられるとは思っていませんでした。上映時間わずか58分なのに、観終わった後の余韻がずっと続いています。

ネタバレなしで書けるだけ書いてみます。まだ観ていない人にも安心して読んでもらえる内容にしますね。

目次

作品概要

『ルックバック』は、藤本タツキ先生(チェンソーマンの作者)が2021年に発表した読み切り漫画を原作とするアニメ映画です。2024年6月に公開され、わずか58分の短編ながら大きな話題を呼びました。

主人公は小学4年生の漫画家・藤野。クラスの学級新聞に4コマ漫画を連載する「クラス一の漫画うまい」な女の子です。ある日、不登校の同級生・京本が描いた漫画を見て、自分との実力差に愕然とします。そこから始まる、ふたりの「創作」を軸にした物語です。

なぜこんなに響くのか

「好きなことを続けること」のリアル

この作品を観て最初に感じたのは、「創作の孤独さ」と「それでも続ける理由」が丁寧に描かれているということです。藤野が誰かに認められたくて漫画を描き続ける様子、そして京本と出会って変わっていく姿は、何かに夢中になった経験がある人なら誰でも刺さるはずです。

「あのとき違う選択をしていたら」という問い

物語の中盤以降、「もし別の選択をしていたら」というテーマが前景に出てきます。これは創作に限らず、誰の人生にも当てはまる問いです。自分自身も就職や生き方について似たことを考えたことがあるので、他人事とは思えませんでした。

58分という尺の完璧さ

長編映画では絶対に出せないテンポと密度があります。無駄なシーンが一切なく、全てのカットに意味がある。観終わったあと「もっと長くてもよかった」と思う気持ちと「これで完璧だった」という気持ちが同時に来る不思議な感覚がありました。

ネタバレなし:絶対に注目してほしいポイント

  • 藤野と京本が初めて言葉を交わすシーン──何も言わなくても伝わるものがある
  • 作中に登場する漫画のコマのクオリティ──細部まで手を抜いていない
  • エンディングの余韻──音楽と映像のマッチングが完璧
  • 58分間に凝縮された「時間の流れ」の表現

こんな人に特におすすめ

  • 何かに夢中になった経験がある人(スポーツ・音楽・絵・勉強、なんでも)
  • 「あのとき違う選択をしていたら」と考えたことがある人
  • チェンソーマンが好きで藤本タツキ作品を追っている人
  • 58分だから映画に腰が重い、という忙しい社会人の方

まとめ

『ルックバック』は「創作」を題材にしているけれど、それだけに収まらない普遍的な物語だと思います。「好きなことを続ける意味」「大切な人との出会い」「後悔と受け入れ」──たった58分でこれだけのことを描き切れる藤本タツキという作家は本当にすごいです。

Amazonプライムビデオや各種動画配信サービスでの配信も始まっているので、ぜひ時間を作って観てみてください。観終わったあと、しばらく無言になれる映画です。

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この記事を書いた人

福岡在住の23歳。IT企業で働きながら、映画・ドラマ・漫画のレビューを発信しています。Netflixは暇さえあれば開いている映画好き。

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