記事一覧
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体のふしぎ
鳥肌は、もう生えていない毛を立てようとする体の名残だった
毛穴の立毛筋が縮み、毛を立てようとしています。人間には立てるほどの毛がないので、保温にも威嚇にもなりません。 -
暮らしのなぜ
消しゴムの紙ケースを外すと、筆箱や定規が溶けることがある
紙ケースは包装ではなく仕切りです。消しゴムの可塑剤が他のプラスチックに移り、溶かしてしまうのを防いでいます。 -
ことばの由来
「あこがれ」のもとの意味は、魂が体から抜け出してさまようこと
古い形は「あくがる」。本来いるべき場所から魂が離れることを指しました。源氏物語では生霊のセリフに使われています。 -
数字と記号
電卓と電話の数字の並びは上下が逆。決め手は0.16秒だった
電話は上段が1・2・3、電卓は下段が1・2・3。ベル研究所の実験でついた0.16秒の差が、いまの配置を決めました。 -
宇宙と科学
月は毎年3.8cmずつ遠ざかり、皆既日食はいつか見られなくなる
アポロが置いた反射鏡で実測された値です。月が遠ざかると太陽を隠しきれなくなり、皆既日食は起きなくなります。 -
世界と文化
世界一短い戦争は38分。最後通牒の期限から2分後に始まった
1896年のイギリス・ザンジバル戦争。午前9時2分に始まり、9時40分に終わりました。ギネス記録では45分とされています。 -
生きもの
ペンギンの脚は本当は長い。膝は体の中で、ずっと曲がっている
ペンギンの脚は短いのではなく、体の中に折りたたまれています。膝は羽毛の下で深く曲がったまま。首も同じです。 -
食べもの
柿の種のあの形は、踏んで潰れた金型から生まれた失敗作だった
本当は小判型のはずでした。金型を踏んで変形させてしまい、直せずそのまま使った結果があの形です。 -
体のふしぎ
目の前の黒い糸くずは、追いかけても逃げる。正体は眼球の中の影
青空に漂う糸くずのようなもの。あれは外にあるのではなく、自分の眼球の中の濁りが網膜に落とす影です。 -
暮らしのなぜ
郵便マーク「〒」は、6日間だけ「T」として発表されていた
〒はカタカナの「テ」。しかも明治20年の告示では「T」で発表され、6日後に差し替えられていました。 -
ことばの由来
「几帳面」の語源は平安時代の家具。「面」は柱の角のことだった
几帳面の「面」は顔でも一面でもなく、木工の面取りの面。平安時代の間仕切り「几帳」の柱を削る技法の名前でした。 -
数字と記号
西暦の「AD」は「After Death」の略ではなく、ラテン語だった
ADはAfter Deathの略ではありません。ラテン語で「主の年に」。BCだけが英語という、年表の不揃いな事情。